世界地図のいちばん東の島国
そこには打人と呼ばれる人々が暮らしています。
彼らは古来より、ポリムと呼ばれる資源を採掘する事で生計を立てています。
ですが近年、ポリム採掘は機械化が進み
伝統的な方法で採掘する打人は少なくなってきました。
【 ポリム産業 】
古くから伝わるエネルギー採掘であり
主に原始的な打楽器を用い振動を増幅させ採掘する。
採掘を行う技術者は打人(ダンド)と呼ばれる。
※ポリム:地中のある場所を振動させる事で得られるエネルギー。
──────── スドウポリム研究所より抜粋 ────────
危険が伴う採掘作業は伝統的に女人禁制。
しかし打ち手が少なくなった昨今、変化を余儀なくされています。
『この人手不足だ…優れた打ち手なら使わねえ手はねえだろ…』
機械化を頑なに拒んできたイズホにも近代化の波が押し寄せ、
打人を仕切る親方は決断を迫られます───
ポリム産業世界NO.1企業の野望多き若社長
落盤事故により全てを失った青年
伝統を愛し伝統に苦しむ親方
事故現場で見つかった記憶喪失の女の子
企業への復讐を誓うテログループの生き残り
この物語はそんな人々が織り成す
命と営み、勇気と選択
そして・・・
祈りの物語
命と営み、勇気と選択
そして・・・
祈りの物語